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2009年7月7日火曜日
突然死の恐れがある冠動脈疾患患者を診断する
突然死の恐れがある冠動脈疾患患者を診断する非観血式危険因子階層分類方法1、左室駆出率 低い 左室駆出率はよく知られた要素であるが、 実際には、より高い場合でも突然死が発生している。2、心電図 2-1、QRS間隔 今までのデータによりこの危険因子が立証 されている。しかし、未だ治療の選択の探究がされていない。 2-2、QT間隔とQT間隔分散 今までのデータにより、心臓の 脱極過程の異常で、立証されている。しかし、未だ治療の選択 の探究がされていない。 2-3、加算平均心電図 加算平均心電図の異常は、今まで のデータにより、この危険因子である。治療の選択に対し、 検証がされてきたが、未だ、立証がされていない。 2-4、短時間心拍分散 限定のデータであるが、この危険 因子に多いに関係することが判っている。しかし、未だ 治療の選択の探究がされていない。3、長時間心電図記録(ホルター) 3-1、心室性期外収縮と非持続性心室頻脈 ホルター心電図に現れた心室不整脈がこの危険因子で あることがよく立証されている。あるグループでは、NSVTが 治療に利用されている。しかし、その精度は限定的である。 3-2、長時間心拍分散 低い心拍分散が死亡率の危険因子である。しかし、突然死 には特定されていない。治療の選択には探究がされて きたが、未だ、立証がされていない。 3-3、心拍ゆらぎ 最新のデータは、異常な心拍ゆらぎが この危険因子であるように思われる。治療の選択の探究が されていない。4、負荷試験と機能的状態 4-1、運動l許容量とニューヨーク心臓協会分類 心不全の悪化は、進行性心不全の予測危険因子であり、 突然死の因子である。しかし治療の選択の探究が されていない。 4-2、心拍と心室性期外収縮の回復 限定したデータであるが、これがこの危険因子と示され ている。しかし、未だ治療の選択の探究がされていない。 4-3、T波延長症候群 最近の研究データの相当な量はこのT波延長症候群の 異常が危険因子の一つと示唆される。治療法の選択の臨床 応用は評価されているが、結果は一致していない。5、心臓の圧受容体感受性 かなりの量のデータが、この要素が低い場合、この危険因子 の一つであることを示す。しかし、未だ治療の選択の探究 がされていない。 AHA/ACC Circulation2008;107:Aug25 参照
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